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■第二回 【 絹紅梅について 】 2009.2.4
■第一回 【 栃尾紬について 】 2008.12.1
 
■第二回 【 絹紅梅について 】 2009.2.4

栃尾紬

「絹紅梅」とは絹織物産地の当地、栃尾で戦前より織られている夏のキモノ素材で弊社所有の登録商標です。

商標登録番号 24類 第4847850号 25類 第5383380号

極細の絹糸地に太い綿糸や麻糸を格子状に織っています。 細糸と太糸で織られているので、生地の表面に凹凸ができることから、 本来は「勾配織り」ですが「勾配」ではあまりにも味気がない・・・。 そこで「勾配」を「紅梅」と、あて字をして「絹紅梅」と。

愛知県の地方で織られている地糸が綿のものは「綿紅梅」とよばれ、 絹紅梅と区別されています。
雑誌や小売店HPなどで 【太い糸(勾配糸)に絹を織ると「絹紅梅」 綿糸を織ると「綿紅梅」といいます】の説明をたまに見受けますがこれは間違いです。

弊社の「絹紅梅」は 太糸に綿麻混を織ったものや 太糸に麻を織ってさらに涼感をだした「絹紅梅」もあります。


 
 
■第一回 【 栃尾紬について 】 2008.12.1

栃尾紬

栃尾織物の起源は約千八百年前、垂仁天皇の皇子が国造りとなりその妃が守門山の天然の繭を採って里人に織物を教えたのが始まりとされています。

現在の栃尾紬は雪国の人特有のねばりで手引きされた真綿糸、座繰り糸などを使い、手織りまたは機械織で、伝統を消すことなく今日の栃尾紬として受け継がれております。

他産地の紬と大きな違いは、経糸緯糸ともに紬糸を使っています。


 
フッタ−
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